perfumeヲタの憂鬱

perfumeの曲はアイドルっぽくなくてかっこいいよねなんて評価はたわもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまで中田ヤスタカなどというすきま産業が功をそうして大業なりおおせた宅録野郎の作曲能力を信じていたかと言うとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。

中田ヤスタカ自身の活動の場であるcapsuleは偽ピチカート・ファイヴだと理解していたし、記憶をたどると周囲にいたオリーブ少女たちもあれが本物だとは思ってないような目つきでレコードをスピンする中田ヤスタカを眺めていたように思う。

そんなこんなで彼のプロデュース作品を全部聴いたわけでもないのに舶来の先端音楽をいかにブレイクダウンして島国の衆愚をそそのかすかに従事していたパクリ野郎の存在を疑っていた賢しい俺なのだが、それでも彼には彼なりのビジョンがあり、アーティストのアイデンティティーを崩壊させてでも自分のやりたい音楽を貫くエゴイズムを持っているということに気付いたのは相当後になってからだった。

いや、本当は気付いていたのだろう。ただ気付きたくなかっただけなのだ。
俺は心の底からPerfumePerfumeであり続けることを望んでいたのだ。

有象無象のアイドル達に比べて、あ〜ちゃんのキラキラ感(とその毒舌さ)、のっちの端整さ(と内面のたよりなさ)、かしゆかの魔性さ(と魔性さ)のなんと魅力的なことだろう。

俺はこのキャラクター3人が好きなのだ!